葬儀を喪主となって、進行していくことになったら、精神的にも大変ですが、此処が踏ん張り時でもあります。まずは、式場を選んでいくことになります。選び方としては、どんな形式にするかが大きく関わってきます。個人の会社関係の人まで呼ぶのであれば、それなりのスペースが必要になってきます。
反対に、家族葬を行うのであれば、広い会場は必要なくなります。この辺りは、故人の付き合いなどが、大きく関係してきます。借りる会場の規模が決まったら、宗派によっていろんな事を決めていきます。お世話になっているお寺さんへの連絡なども、葬儀会社は行ってくれるので、お願いします。
祭壇お供え物などの細かな打ち合わせをすれば、最後の夜となります。故人との最後の夜を、共に過ごして、いままでのことを考えたり、心の整理をしていくことになります。
地方における葬儀の式場の選び方で気を遣うべき点は、参列者のことを考えて駐車スペースが広い会場を選択するということです。首都圏であれば電車で移動ができるため、駐車スペースを考慮する必要はないでしょうが、車社会である地方都市の場合は、とても重要な要素になります。
大きな葬祭センターであれば駐車場も広いため、参列者のストレスは少ないのではないでしょうか。社寺などで葬儀を執り行う場合、駐車スペースが足りなくて、困る場合があります。路上駐車をしなければならないケースは最悪です。
駐車スペースを考慮することがわざわざ参列してくれる方へのお礼の気持ちでもありますから、できるだけストレスを感じさせないことが大事です。また、式場の空調管理にも配慮がある会場を選ぶべきでしょう。真夏の会場に冷房が無かったり、不足しているような場合は、必要以上にストレスを感じさせてしまいます。
式場の選び方で大事なことは、参列者目線で考えることと言えるのではないでしょうか。