そもそも社葬というのは、その会社に対し、大きな功績を納めた社員が亡くなった際、個人レベルではなく、会社レベルの目線で執り行われる社会的行事です。目線も違いますが意味合いも個人の葬儀とは大きく変わってきます。
個人だと単純に亡くなられた方の弔いがメインとなりますが、社会的行事ともなると会社がメインとなりますので、会社アピールの場に使われることが多いです。つまり葬儀というよりパーティー色の強いものが多いです。ですが、近年日本は不況の真っただ中であるため、大企業よりも中小企業が急増しました。
社葬を執り行えるような会社は大企業と呼ばれる一握りの会社となり、現在増加傾向にある中小企業では社葬と個人の葬儀の中間、会社のアピールなどが主流ではなく、通常の儀式と一体化させて執り行うこと場面が目立っています。
今後まだ、中小企業の増加は続くでしょう。大きな儀式ではなくこじんまりとした儀式が主流となる傾向にあります。
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社葬は信頼の葬儀社【公益社】トップクラスの実績 !
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会社組織を通じた「葬儀」である「社葬」は、様々な意味合いを持った社会的行事です。故人への何よりの供養であると同時に、社員への文化と責任の継承の場となり得るでしょう。ところが、社葬は、故人への哀悼という本来の目的にとどまらない、非常に大きな意義のあるイベントです。
その企業のトップの死に対して、各界からの主要関係者が会する一大行事です。参列者に対してその企業の規模を誇示すると同時に、主要関係者と後継者が交流する機会でもあります。うまくいけば、その後の経営に拍車がかかりますが、逆にうまくいかなければ、経営に歯止めがかかり、企業成長がストップしてしまいかねません。
後継者にとっては、会社を継承していきなりの大一番の舞台となります。したがって、「社葬」は、企業の信頼性を知らしめる広報活動であり、その後の企業成長を決定付ける儀式という意味合いもあります。